カフーを待ちわびて　～原田　マハ～

ハイサイ



今日も本のご紹介。

「カフーを待ちわびて」




以前、 「マグダラ屋のマリア」という本を読んで著者が気になり、

著者のことを調べている時に出てきたのがこの本。

以前ブログで「気になるから買ってみる！」と書いたところ、

社長が注文していました。　ありがとうございます♪ (*･ω･)*_ _))ﾍﾟｺﾘﾝ



著者が本を書くきっかけになった沖縄で出会ったカフーという名前の犬。

その犬？犬の名前？を題材に書かれたラブストーリーです。


ある沖縄の島に住んでいる主人公：明青は

飼っている犬（カフー）と家の裏に住んでいるユタのおばぁと

毎日のんびりした生活を送っていたのだが、

「幸」という名前の女性から届いた手紙によって明青の生活に変化が起こる・・・。


島ののんびりした生活がとてもイキイキと描かれていて、

きっとこの本を読んだ沖縄病の人達は沖縄の離島に移住したくなるんだろうな～と

思えるほどいい感じに表現されていました。

（途中、島のリゾート開発が原因で島民の仲が悪くなるのが残念ですが。）


そして本を読んで何度も泣きました。明青や幸が可哀想で。


最初の小説からこんなに読みやすく面白いものを書けたんだなぁ～と、驚きました。


そしてもっとびっくりしたのが、 「カフーを待ちわびて」で検索したところ


なんと！



映画化されてたんです！！

しかも主人公は「玉山鉄二」さん。

あの内容なら映画化されるのも納得！

ラブストーリーなんだけど、それ以上の面白さがある本なのでお勧めです。


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